珈琲豆「高級上等! ペーニャ レドンダ」をどうぞ

芳醇これでもかと強烈にクセがある豆を深煎りにしました。

昨2016年のエルサルバドでEQA(エクセプショナルクオリティオークション)が催されました。これがまた文字通り(?)に異様な(exceptional)オークションで、全部で23ロットが出品された中でパカマラ種が約4分の3を占め、このパカマラ種の17ロットのうち精製が一般的な湿式(ウォッシュト)は6ロット、乾式(ナチュラル)が1ロット、そして残り10ロットがハニー精製(パルプトナチュラル)によるものでした。つまり、流行ありきでパカマラ種が作られ、付加価値ありきでハニー精製される…
このパカマラ種ハニー精製のロットで入賞したペーニャ・レドンダ農園にしても、作為で生み出された高額なコーヒー豆は、本当に美味しいのか? 高級なのか? 

…やられました。香味特性の謳い文句では、クルミだのパウダーシュガーだの言われていますし、それらの香味も含んではいますが、何といっても圧倒的にクセのある香味が強い。フルボディのワインをさらに煮詰めたような、また、もう味噌漬けしたかと疑いたくなるような発酵っぽい感じ、ヘタなナチュラルよりも強烈で面白い味です。俗っぽく言えば、プンプン匂ってベトベトまとわりつく、これでもかというくらいに芳醇。これは、もう深煎りでいくしかありません。もちろん、直火の手廻し釜で「一本焼き」で。好き好きが別れるとは思いますが、一度は飲んでみてほしい稀少で強烈なコーヒーです。「ペーニャ レドンダ」は、高級上等! オレならこう焼く。
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