「Mr.サマータイム」こぼれ話。

【其の一】 焙煎で最も苦心したところ。

今般の「Mr.サマータイム Harmony 1st」は、コーラスグループ「サーカス」が

1978年にデビューして同年末のNHK紅白歌合戦にも初出場した初期メンバー

(実際には第2次)の編成を心象したブレンド珈琲です。そこで、手廻し釜で

焙煎する際に、4つの豆を3回に分けて時間差投入を終えた2分30秒後から、

当時の振り付けで踊りながら歌って焼くことにしました。でも、イントロで足を

左右に踏み出すことはできても、後ろを向いたり、右手左手を入れ替えてから

手を天へあげたりしながら手廻しを続ける焙煎は、そう容易ではありません。

実際には、事前に空の釜を廻しながら振り付けもして計10回通しで歌って、

2釜分の「エア(仮想)焙煎」でリハーサルをしてから、本焙煎に挑みました。

ここが、今般の焙煎で最も苦心したところです。

 

【其の二】 見つかったので予定変更。

この「Mr.サマータイム Harmony 1st」の発売告知をSNSへ挙げたところ、

コーラスグループ「サーカス」の現メンバー(実際には第6次編成)の

吉村勇一氏にスグに見つかってしまいました。てっきり叱られるかと思いきや、

《うわぉー!!どんな珈琲なんだろう!!飲んでみたーい!!》とまで

言っていただきました。でも実は、この珈琲豆「Mr.サマータイム」、

初期メンバーの卯月節子氏と叶央介氏が抜けた後に原順子氏が編入されて

叶央介氏が戻ってきた1988年からのメンバー構成(実際には第4次編成)

を心象した「Harmony 2nd」までしか予定していなかったのです。

そこで、吉村さんの期待に応えて(?)、予定を変更。

現メンバーの編成を心象した「Mr.サマータイム Harmony 3rd」 まで

企画することにしました。叶ありさ氏(叶家の長兄:高氏の娘)と吉村勇一氏、

若い二人の心象に合う原料豆を探り出す旅が始まります。さて、どうなりますか…

 

まずは、今般の「Mr.サマータイム Harmony 1st」をよろしくどうぞ。
※ご注文はフレーバーコーヒーのWeb通販ページで受け付けています。